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2025. 02. 17

アンケートのタイトルは重要!付け方のコツとは?




アンケートのタイトルは、回答者が一番最初に注目するポイントです。


アンケート回答するかどうかの最初の判断材料にもなるので、なんとなくでタイトル付けしないことが大切です。



今回は、タイトルNG例と、適切なタイトルの付け方をご紹介いたします。



タイトルのNG例から考える 適切なタイトルの付け方


①誘導的なタイトル


【NG例】 「画期的な機能を備えた〇〇について、あなたのご意見をお聞かせください」

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【修正例】 「新商品〇〇に関する調査」


タイトルに「画期的」など偏った協調をすると、回答者は製品の悪い点よりも良い点に目が向きがちになり、本来受けるべき評価を得られない可能性があります。



②長すぎるタイトル


【NG例】 「〇〇商品についての調査アンケート- 今後より良い商品を開発していく為にご意見をお願いいたします -」

 ↓

【修正例】 「〇〇商品についてのアンケート」


NG例のタイトルは、全体的に丁寧な印象を受けますが、読みにくく、回答者の負担になります。


「今後より良い商品を開発していく為に~」などの文言は、アンケート説明文に組み込むなどの工夫をしましょう。



③ネガティブまたはポジティブなタイトル


【NG例】 「〇〇案が失敗するか成功するか、ご意見をお聞かせください。」

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【修正例】 「〇〇案について、率直なご意見をお聞かせください。」


こちらの例でいうと、否定的・肯定的な見方を強調しているため、回答者は偏った回答を選択する可能性があります。


回答者のありのままの気持ちを引き出せるように、シンプルなタイトル付けをしましょう。



④質問内容が掴めないタイトル


【NG例】 「アンケートにご協力お願いします。」

 ↓

【修正例】 「〇〇に関する意識調査」


NG例では、質問内容が分からず、回答者はアンケートに対して興味を持てない可能性があります。


どのようなアンケートなのか、大枠だけでもわかるようなタイトル付けをしましょう。



⑤感情的な言葉を含んだタイトル


【NG例】 「【満足度100%を目指して】〇〇サービスに関するアンケート」」

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【修正例】 「〇〇サービスに関する顧客満足度アンケート」


NG例のような、アンケート作成者の気持ちを表明するような感情的な言葉は、回答者にプレッシャーを与え、正当な意見を言いづらくさせます。




アンケートのタイトルは中立性を保とう


先述のNG例のように誘導的なタイトルや、特定の意見を連想させる言葉を使ったタイトルにすると、回答者の本来の意見とは異なる回答を引き出す可能性があります。


その為、「〇〇についてのアンケート」や「〇〇に関する調査」など、シンプルで中立的なタイトル付けが効果的です。


このようなタイトル付けを意識することで、回答者に与える影響を最小限に抑えることができ、正確で率直な回答を得ることができます。


アンケート自体のタイトルに限らず、アンケートの1つ1つの質問タイトルにも言えることですので、アンケート作成の際にはぜひ参考にしてみてくださいね。