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2025. 02. 21

アンケートでの選択肢「どちらとも言えない」は必要か




アンケートでよく見かける「どちらとも言えない」という選択肢。


この選択肢を導入することにより、回答者がアンケート回答しやすくなるメリットがある一方、アンケート作成者にとってデメリットもあります。


今回は、「どちらとも言えない」を選択肢に入れるメリット・デメリットと、選択肢に「どちらとも言えない」を入れたほうが良い質問について解説していきます。



「どちらとも言えない」を選択肢に入れるメリット


メリット①回答者の負担が減る


回答者に明確な意見がない、または質問内容に関して知識や関心が薄いときに、選択肢に「どちらとも言えない」があれば、無理に選択を迫られることなく、回答者のストレスを軽減できます。


メリット②回答者の関心の度合いが分かる


「どちらとも言えない」という回答を選択した場合、質問に対する回答者の関心の度合いが分かる物差しとしても活用できます。


例えば、サービスに関するアンケートで「どちらとも言えない」を選択する回答者が多数いる場合。


この中立的な選択こそ、実は重要な意見に直結しており、今後はサービスの魅力的なアピールや認知度を上げるような行動が必要であると捉えることができます。



「どちらとも言えない」を選択肢に入れるデメリット


デメリット①回答があいまいになる


「どちらとも言えない」を選択する方が多いと、回答全体のデータがあいまい化し、思ったような調査結果を得られない可能性があります。


回答者の多くが明確な回答を提示できるような質問では、「どちらとも言えない」の選択肢は適切ではありません。


デメリット②安易に「どちらとも言えない」を選択する可能性がある


質問内容を深く捉えず、安易に「どちらとも言えない」を選択してしまう可能性があるので、具体的な意見を把握しづらくなります。



選択肢に「どちらとも言えない」を入れたほうが良い質問は?


アンケートの質問内容が、回答者の気持ちや意見に直結する場合は、選択肢に「どちらとも言えない」を含めたほうが良いでしょう。


例えば「ここ1ヶ月のあなたの仕事に対するモチベーションはどうですか? 」という質問。


選択肢が「高い」「やや高い」「やや低い」「低い」だとすると、回答者は選択に悩む場合があります。


このような質問は、回答者が必ずしも明確な答えを持っているとは限りません。


ここに「どちらとも言えない」という選択肢を提供することによって、より率直な回答を引き出すことができます。



「どちらとも言えない」の他に、「わからない」「どちらでもない」「無回答」などの文言を使うのも良いかと思います。


ただし、明確な答えを求めている質問では、「どちらとも言えない」「わからない」などといった あいまいな選択肢を設けるのは適切でない場合があるので、質問内容に合わせて使い分けをしてください。




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