いまや誰でも簡単につくれるアンケートフォーム。
アンケートに留まらず、申し込みや出欠確認など、業務や生活において、さまざまな場面で使用されています。
でも、そのアンケート、10年前はどうやって作っていましたか?
20年前は?もっと昔は・・?
そう考えると、アンケートの進化にも歴史があり、ドラマチックなんです。
今回は、回答収集の始まりから現在主流のオンラインフォームまで、「意見を集める手段」の変化を、ざっくり楽しくたどっていきたいと思います。
古代ローマでは、国の運営のために「センサス(国税調査)」が制度化されていました。
兵力を整えるなどの目的で、だれがどこに住んでいるのか、どのくらいの収入があるのかといった情報を定期的に収集していました。
今の日本でも「経済センサス」という調査が行われていますよね。あの「センサス」、古代ローマの言葉が語源なんですね。
19世紀には、ようやく現在のアンケートの原型となる質問票による調査が誕生します。
語源はフランス語の「enquête(アンケット)」※調査・聞き取り
市民の意見や生活実態を調べるために、印刷された質問票を活用し始めました。
この頃から、選択式・匿名で自由回答・結果を統計分析するなどといった、現代につながるアンケート形式が確立していったそうです。
日本でアンケート文化が広がり始めたのは明治時代。
政府が近代国家としての基盤を整える中で、人口や産業に関する調査が頻繁に行われたそうです。
昭和期には、新聞や雑誌が「読者アンケート」を導入し、多くの人にとってアンケートの存在がより身近なものに。
戦後は、企業や大学でもアンケートが本格的に活用されはじめ、マーケティングや意識調査の定番ツールとなりました。
ここからは、多くの方が リアルに覚えがある時代かもしれません。
紙のアンケートを大量に印刷して配布し、回収して、担当者が手作業で集計する。
これが、2000年代初頭まで広く行われていたスタイルです。
文字が読みにくかったり、空欄だったり、集計にも膨大な時間がかかる・・・
集めること・読むこと・数えることが完全にばらばらで、膨大な手間と時間がかかる作業でした。
それでも「声を集めたい」という思いが、地道な作業を支えていた時代です。
記入されているけど、かすれていて解読できないなど、大変な苦労があったでしょうね。
ITの普及により、紙からデジタルへの移行が一気に進んだこの時期。
多くの方が、Excelでテンプレートを作成し、メール送信し、Excelで回答を受け取り、手作業でまとめていました。
ですが、バージョン違い、保存ミス、並べにくいデータ形式など、便利になったようで、実はまだ完全自動とは程遠い時代でした。
そこへ現れたのが、Googleフォーム!
無料・オンライン・自動集計がそろったツールで、アンケート文化に大革命が起きます。
リンクを送るだけで回答をもらえ、回答も自動集計。
誰でもすぐにフォームを作れる手軽さは、多くの人に感動を与えました。
フォーム文化を一気に広めたのは、Googleフォームです!
今でも現役で、多くの方に使用されていますね!
意外かもしれませんが、CustomFormはGoogleフォームよりも早く登場したサービスです。
ユーザーの声に応えながら、業務の現場で使えるようアップデートを続けてきました。
Googleフォームのような、だれでも使用できる手軽さはそのままに、「もっとこうしたい」が叶うフォーム。
それがCustomFormです!
・回答は基本的に無制限で、多くの方から回答収集可能
・デザインのカスタマイズ性が高く、ロゴやページ構成などの変更が可能
・HTMLでオリジナリティのあるフォーム運用が実現
・独自ドメインでの運用ができる
など、難しい操作なしで、仕事にも使える本格的なフォームが作れる、それがCustomFormの特長です。
誰かの声を集めるために始まったアンケートは、ビジネスを動かす仕組みへと育っていきました。
「もっとこうできたらいいのに」
「見た目にもこだわりたい」
「業務で本格的に使用したい」
そんな悩みを感じたことがあるなら、CustomFormがきっと力になります。
気になった方は、ぜひ無料プランからお試しくださいね!