アンケートや申し込みフォームなどを運営していると、以下のような場面に出くわすことはありませんか?
『回答してほしい人は決まっているから、だれでも回答送信できると困る・・』
『外部の人にフォームの内容を見られたくない・・』
『メンバー限定の受付をしたいけど、公開すると誰でもフォーム内容を見られてしまうのが心配・・』
そんな時に役立つのが、CustomFormの「キーワード認証」と「フォームの限定公開」という2つの機能です!
どちらも回答者を制限できる機能ではありますが、使い方や特徴に違いがあります。
今回は、それぞれの機能の概要と、どう使い分けていけば良いのかをわかりやすくご紹介します。
キーワード認証は、管理者様が設定した特定のキーワードを正しく入力しないと回答を送信できない という認証機能です。
回答者にキーワードをあらかじめ伝えておくことで、キーワードを知っている人だけが回答できる状態をつくることができます。
この機能は、フォームの質問項目の1つとして「キーワード認証」を設定する形になります。
つまり、フォームの内容そのものは誰でも閲覧できますが、キーワードが一致しない限り、回答送信はできません。
①管理者様で設定したキーワードを、回答してほしい人にメールなどでお知らせする
②フォームにアクセスした人は、フォームのキーワード入力欄にキーワードを入力する
③間違ったキーワードを入力した場合、回答送信できず、以下のようにエラーが表示される
このように、簡単な認証チェックを通すことで、外部の人の回答や いたずら回答を防ぐことができます。
1. フォーム作成画面「質問一覧」で「キーワード認証」の質問を追加し、任意のキーワードを設定
2. 設定したキーワードを対象者に知らせる
3. 回答者はフォームにアクセスし、正しいキーワードを入力することで回答送信ができる
・URLを知っていれば、誰でもフォームの内容は見られる
・キーワードを間違えると、ほかの回答を入力していても送信できない仕組み
・キーワードは管理者様で自由に設定可能
・回答してほしい人にはキーワードの事前連絡が必要
・無料プランでも利用できる
キーワード認証は、手軽ながらちょっとしたアクセス制限をかけたいときに便利です。
フォームの限定公開は、Advancedプランからご利用いただけるクローズド形式の機能です。
通常のフォームでは、URLを知っていれば誰でも内容を確認できますが、この機能を使えば、指定のキーフレーズを入力しない限りフォームの内容そのものが表示されません。
このキーフレーズは、フォーム作成時に自動生成され、「フォーム情報」にある「公開URL欄」に表示されます。
①指定のキーフレーズを、回答してほしい人にメールなどでお知らせする
②フォームにアクセスした人は、入力欄に指定のキーフレーズを入力しないと、フォーム自体開けない
フォームの公開自体をコントロールしたいときにおすすめです。
1. 対象フォームの「詳細設定」にある「フォームを限定公開にする」にチェックをいれる
2. 自動生成されたキーフレーズを確認後、キーフレーズを対象者にだけメールなどで共有
3. 回答者はキーフレーズを入力後、はじめてフォームにアクセスできる
・回答者はキーフレーズを知らないとフォームを開くことができない
・外部の人にフォーム内容を見られる心配がない
・キーフレーズは自動生成される
・有料プラン(AdvancedプランとProプラン)で利用可能
フォーム自体を非公開にできるので、外部からのアクセスを防ぎたい場合に最適です。
CustomFormの「キーワード認証」と「フォームの限定公開」は、どちらも限られた人にだけ回答してほしいときに役立ちます。
ただ、目的や必要な公開レベルによって、どちらを使ったら良いのかが変わってきます。
キーワード認証は、無料プランでも使えるので導入しやすく、フォームの内容は誰でも見られる状態で、回答送信時にキーワードチェックが入る機能です。
たとえば、部活やサークルメンバーにだけ答えてもらいたいアンケートなどにぴったりです。
フォームの限定公開は有料プラン限定ですが、キーフレーズを入力するまでフォームが開かないため、フォーム内容を外部に公にしないまま運用できます。
社内限定の調査や、外部に一切公開したくないアンケートに最適です。
簡単にいうと、
「回答制限はしたいけど 内容公開は問題ない」なら「キーワード認証」
「フォーム内容を完全に制限したい」なら「フォームの限定公開」
が おすすめです。
目的や回答者との関係性、必要な公開レベルに応じて、どちらを使うか選択すると良いと思います。
「キーワード認証」と「フォームの限定公開」は、どちらも回答できる人を限定するための機能。
目的は似ていても、そのアプローチや公開レベルには明確な違いがあります。
フォームの内容や対象者、必要な公開レベルに応じて、最適な機能を選ぶことが、より安心で効果的なフォーム運用へつながります。
気になる方は、今回ご紹介した機能をぜひ使ってみてくださいね。