お知らせ

2025. 11. 27

迷わせない!選択肢の作り方でアンケートの質は大きく変わる




質問文と同じくらい悩ましいのが、実は「選択肢」。

作りながら手が止まった経験のある方も多いはずです。


質問そのものももちろん大事ですが、実は選択肢の設計もアンケートのクオリティに大きく関わります。


どれだけ良い質問でも、選択肢が曖昧だったり偏っていたりすると、せっかく集めたデータが使いにくくなってしまいます。


逆に言えば、選択肢さえきちんと設計できていれば、回答者は迷わず答えられ、集まったデータもすぐに分析に使える状態になります。




そもそも「良い選択肢」とは?


良い選択肢には、共通するポイントがあります。


・ 迷わず選べる

・ 選択肢同士が重複していない

・ 回答者の状況を網羅している

・ どれを選んでも意味が読み取れる


この条件がそろっていると、回答の精度は一気に上がります。


たとえば「満足度を聞きたい」という質問でも、選択肢が「良い」「悪い」だけでは、意見が中間の人が答えられません。


一方で「とても満足/満足/普通/不満/とても不満」と段階を設ければ、誰もが自分に近い選択肢を選べるようになります。




よくあるNG選択肢と改善例


実際にアンケートでよく見かけるNGパターンと、その改善方法をいくつかご紹介します。



NG① 選択肢が曖昧


悪い例

「よく行く」「たまに行く」「あまり行かない」「ほとんど行かない」

  → 「あまり」 と 「ほとんど」の違いが曖昧で、回答者が選択に迷ってしまいます。

改善例

「週1回以上」「月1回程度」「年に数回」「ほとんど行かない」

  → 基準が明確で迷いがなく、誰が答えても同じ意味で選べます。




NG② 選択肢の粒度がバラバラ


悪い例

「良い」「まあまあ」「どちらとも言えない」「悪い」

  → 選択肢の差が不明瞭で、集計結果の解釈もブレやすくなります。

改善例(5段階)

「とても良い」「良い」「どちらとも言えない」「悪い」「とても悪い」

  → 粒度がそろう。集計時に「肯定的な回答が何%」といった分析もしやすくなります。




NG③ 選択肢が網羅されていない


悪い例

「20代」「30代」「40代」

  → 50代以上や10代以下の人が答えられず、回答を諦めてしまうか、無理やりどれかを選んでデータが歪みます。

改善例

「10代以下」「20代」「30代」「40代」「50代以上」

  → 誰も取りこぼさない選択肢に。全員が該当する項目を選べるようになります。




NG④ 選択肢を誘導してしまう


悪い例

「とても満足した」「満足した」「普通だった」

  → 不満系の選択肢がなく、否定的な意見を持つ人が答えづらくなり、偏ったデータしか集まりません。

改善例

「とても満足」「満足」「普通」「不満」「とても不満」

(肯定〜否定までバランスよく配置する)

  → 回答者が本音を選びやすくなり、改善点も明確になります。




具体例で見る!目的別の選択肢づくり


実際にどんな選択肢が使えるデータを生むのか、いくつかの目的別に見ていきましょう。



例① 満足度アンケート

【目的】改善ポイントを明確にしたい


◎ 良い選択肢

「とても満足」「満足」「どちらとも言えない」「不満」「とても不満」


偏りなく、改善の方向が読みやすい構成です。

「不満」と答えた人に対して自由記述で理由を聞くなど、追加の質問設計もしやすくなります。




例② イベント参加意向

【目的】集客見込みを把握したい


◎ 良い選択肢

「参加する」「検討中」「今回は参加しない」


検討層を分けることで、リマインド施策やフォローメールの送り分けなど、施策が打ちやすくなります。

単に「参加する/しない」の2択にしてしまうと、検討中の人の動きが見えません。




例③ サービス利用頻度

【目的】利用習慣の把握


◎ 良い選択肢

「週に3回以上」「週に1〜2回」「月に2〜3回」「月に1回程度」「数か月に1回」「ほとんど利用しない」


利用頻度を細かく把握できるので、ヘビーユーザーからライトユーザーまで、より正確に回答を細分化できます。

「よく使う」「たまに使う」といった曖昧な表現だと、人によって受け取り方が変わってしまいますが、このように具体的な頻度で聞くことで、数値化・比較もしやすくなります。




さらに精度を上げるには?


選択肢設計をより良くするために、質問内容によりますが、最後に入れたほうが良いのが…


「その他(自由入力)」


すべてのケースを完全に網羅するのは難しいため、取りこぼし防止の役割としてとても効果的です。

特に新しい商品やサービスについて聞く場合、予想していなかった意見が出てくることもよくあります。

そうした想定外の声こそが、次の改善や企画のヒントになることも。


また、自由入力欄があることで、回答者も「自分の意見を伝えられた」という満足感を得やすくなります。




CustomFormで快適な選択肢づくりを実現


CustomFormには、選択肢作成を助ける機能があります。


■ 質問入力タイプ「ラジオボタン」で選択項目にフリーテキストの「その他」を追加できる

ご自身で用意していただく選択肢とは別に、フリーテキストで入力可能な「その他」の項目を追加できます。


ラジオボタンについて

■ 複数選択や単一質問で粒度をそろえやすい

質問入力タイプに応じた選択肢設計がスムーズです。


質問の入力タイプについて

■ 分岐質問で選択肢ごとに聞き分けも可能

「満足と答えた人にはこの質問」「不満と答えた人にはこちら」といった出し分けも簡単に設定できます。


条件分岐の作成方法

■ 回答ダウンロードで分析が楽になる

回答データをそのまま分析に使える形で取り出せるので、Excelなどでの分析作業もスムーズです。

選択肢の質が上がると、アンケート全体の精度も格段にアップします。


回答結果のダウンロード



まとめ


良いアンケートは、「良い選択肢設計」から生まれます。


・ 重複しない

・ 粒度をそろえる

・ 網羅する

・ 誘導しない


この4つを意識するだけで、アンケートはもっと使えるデータになります。


ぜひ次のアンケート作成の際に試してみてくださいね!